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冷たい塩生姜油そば@塩生姜らー麺専門店MANNISH浅草店・台東区浅草

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写真: 冷たい塩生姜油そば@塩生姜らー麺専門店MANNISH浅草店・台東区浅草

写真: 味噌カレーらーめん@柿田川ひばり恵比寿本店・渋谷区恵比寿

塩生姜らー麺専門店MANNISH浅草店
  台東区駒形1-9-9

 6月に入って蒸し暑さが一段と増してきたので、さっぱりと冷たいものを求めてこちらへ。こちらはMANNISHの3番目のお店だが、実は店主さんのご両親が44年に渡って営業していたラーメン店「麺駒」を年齢的な問題から昨年12月に閉めたので、その跡地を長男がリニューアルして今年の1月にオープンさせている。メニューは、基本の塩生姜らー麺に日替りの限定麺を2種類ほど提供というのは、淡路町や亀戸と変わらない。今回はTwitterで提供しているのを確認した標記のボタンをポチっとな。1000円。
 茹でた麺を冷水で締めるのに少し時間がかかるようで、先客がいない中、着席から10分ほどで配膳された。丼の底には塩ダレと香味油が張ってあり、そこに締めた麺を入れ、さらに角切りの皮付き鶏モモ肉、魚介風味のジュレ、たっぷりのフライドオニオン、みじん切りの紫タマネギ少々に青菜としてコマツナが3片盛り付けてある。美しい見た目を崩すのに抵抗を感じながら、全体ができるだけ均一に混ざるよう底から何度も混ぜ返す。麺はストレートの中麺。前述のように冷水できちんと締めてあるため、かなり強めの弾力があってブリブリとしていて、簡単には噛み切れないほど食感が強い。聞くところによると三河屋製麺の麺らしい。一方、タレのほうは油そばと名付けられている割には香味油はそう多くはない反面、塩ダレは多めで油そばというよりは混ぜそばっぽい。麺の下には出汁氷が2個忍ばせてあったが、タレと香味油は麺と違って常温よりは少し冷ため程度のため、時間の経過とともに出汁氷の冷たさが回って冷えていくという変化が楽しめる。味わいに関しては、塩生姜油そばという割にはというよりは、ほとんどと言ったほうが良いくらい生姜が効いていない。だからといって味のバランスが崩れているわけではないので問題はないのだが。魚介風味のジュレに関しては、麺に絡まって濃淡を伴いながら少しずつ口に運ばれる仕掛けだが、全体が冷たいためかカツオ出汁と思われる魚介風味はかなり控えめ。一方で、ベースの鶏出汁はしっかりしているので冷たい中でも旨味が伝わってくる。サイコロ状の鶏チャー、フライドオニオン、タマネギ、コマツナはそれぞれの役割をちゃんとこなし全体を旨旨に引き上げている。
 このメニューには別途温かい塩生姜スープが付く。このスープのほうが生姜が効いていてこのお店らしい。このスープをつけダレにしてつけ麺風に食べるというやり方もあるだろうが、せっかく冷水で占めた麺を温めることもあるまいと思い、混ぜそばを食べる合間合間にスープを飲むというオーソドックスな食べ方にとどめた。
 麺は160gくらいと微妙な量なのが気にはなるが、スープがそれなりの量あるので、+100円の大盛にするかは悩みどころだ。

・お気に入り度:〇

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