醤油豚骨@一風堂浅草ROX・3G店・台東区浅草
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一風堂浅草ROX・3G店
台東区浅草1-26-5 浅草ROX・3G1階
トンコツラーメンの一風堂が、「どう見ても家系」なラーメンの販売を始めたと話題になっているので確かめにきた。12日からの提供でいつまでかは不明だが期間限定とのこと。値段は、白ごはんが付いて920円と普通の家系と比べると高額。お冷やが水ではなくルイボスティーだからか。
配膳された丼には具材としてチャーシュー、ホウレンソウ及び海苔が載っていて、種類的には正に家系。ただ、家系では海苔は3枚が定番だが、こちらは幅広なものが2枚な点が異なる。また、スープから顔を覗かせている麺が明らかに太い。その麺は緩く波打つ極太で、噛みしめるとモチーッとしていてコシがそれほど強くないうどんそのもの。説明書きによれば10番手という普通ラーメンでは使わない、太さ3mmの麺を切り出す切刃を使っているそうだ。ちなみに、一風堂のノーマルメニューである白丸、赤丸ともに26番手(1.15mm)だそうだ。スープは、ニンニクを漬けた醤油をベースに豚骨スープを掛け合わせ、さらに鶏油で甘味をプラスしているとのことだが、確かに家系の味に似てはいるがやはり別物。醤油ダレが強め(このためちょっとしょっぱい)な一方、トンコツはライトな感じで鶏ガラの存在感が薄く(or無い?)、鶏油も「香味油は鶏油です」程度とかなり控えめ。ニンニク醤油で多少ワイルド感は出ているが、全体的には一風堂のあっさりトンコツをニンニク醤油で味付けし、鶏油で風味付けしたという感じがする。横浜家系には興味があるけれど、男ばかりがガツガツ食べてる品のないお店には行きづらい、入りづらいという人を、一風堂が優しく手を引いて導く、そんなイメージか。バラ肉ロールチャーシューは、見た目どおり、昔の中華そばに載っていたもののような味わいで肉の味がしっかりして美味。ただ、ペラペラと言いたくなるほど薄いのが超残念。もう少し厚みがあればグッと印象も良くなるのに勿体ない。ホウレンソウはどうもお店で茹でているようで、シャキシャキとしていて○。途中でお嬢さんにニンニクをお願いすると、ガーリックプレスを添えて生ニンニクを運んできてくれた。さすがは一風堂、生だとおろしとは風味が全然違う。
サービスの白ごはんは小ぶりのお茶碗に入っていてミニライス程度。海苔が2枚しかないのに合わせたのか?辛モヤシや辛子高菜といった、普段の家系のお店にはない味変アイテムがあるのはご飯を食べる時の魅力。お代わりは可能か否かは確認しなかったが、茹で上がりで260gなので、茹でる前だと150g程度の麺とご飯でお腹はほぼ充足された。
・お気に入り度:△+
アルバム: 東京のラーメン・その2
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