ラーメン@輝道家・中野区野方
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横浜家系らーめん 輝道家
中野区野方5-24-6 松金ビル1階
ラーメンデータベースで「家系」+「東京都全域」で検索すると、こちらのお店が10位以内に現れた。自分にとっては西武線沿線は未踏の地なので、どんな雰囲気か知ることを含めて訪れてみた。土曜日の11時半頃の到着で、店内待ちが2名のみとそう混んではいなかった。お店に入ってすぐ右手の券売機でラーメン750円とおかわり自由のごはん50円計800円分の食券を購入し、ウェイティングチェアに腰掛けカウンター席が空くのを待つ。店内を見回すと若いペアが2組もいたのにはビックリ。家系だよ、しかも女子までライス喰うか。ふう〜。カウンター着席時に食券を渡すと「お好みは?」と問われたので、麺の硬さ・普通、味の濃さ・普通、油の量・多めという意味で「多め」と答えた。
配膳された丼は、昨今、雨後の竹の子のように増殖した「CPS的なクリーミー豚骨風CKスープで展開する家系ラーメンチェーン」とは全く違って、赤銅色に近い茶褐色で緩いとろみがあるスープ。ウナギの寝床のような細長いお店の一番奥で、店員さんが手が空けばボート用の櫂のようなもので巨大な寸胴をかき混ぜていたので、当然、自家炊きだ。口に含むと少しざらついた印象があるが、豚骨だけではなく鶏ガラ等も使っているようでそれほど重くはないものの超濃厚。また、スープ表面には油滴はあまり浮いていない一方で、自分的にはしょっぱすぎる。これはどうも、(油)多めと(味)濃いめを間違えたのではないかという気がする。まあ、それでもしょっぱいのを除けば本来の家系らしいスープで満足。麺は緩く波打ち、少し短めで幅5mmほどの平打ち。ほどよい歯応えがあってモチモチとした家系らしい食感で、券売機の横に積まれていた麺箱にはやはり酒井製麺の文字が。具材は家系お約束のチャーシュー、ホウレンソウに海苔3枚。このうち、チャーシューはただの煮豚ではなくモモ肉を燻したもので、しっかりと燻香が感じられる。これはそのまま食べるよりも、別途頼んだライスに載せて食べた方がより美味く味わえる。ホウレンソウはクターッとしているので冷凍物かな。海苔はいつものようにスープに十分に浸し、ライスを巻いてパクリ。なお、カウンターの上には青かっぱというきゅうりの漬物が入った小丼が置いてあり取り放題なので、これでライスを食べ進めることができる。
しょっぱいのでさすがにスープは残したが、途中、レンゲにライスを載せスープカレーのごとく軽く浸したりして、超濃厚スープを十分に堪能した。
・お気に入り度:○
アルバム: 東京のラーメン・その1
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