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MINOLTA Hi-MATIC 9

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写真: MINOLTA Hi-MATIC 9

写真: PETRI ES AUTO 写真: KYOCERA P.mini3

2018年9月、銀座の教会のジャンクコーナーから200円で救出。レンズに曇り、ファインダーにカビがみられたものの、シャッター、絞りには全く問題がなかったため衝動買いした。分解は比較的容易であり、あっさり現役復帰できた。

1966年に発売された、ミノルタハイマチックシリーズの中の実質最上級機種。その大柄なボディから、マニアの間では「デカマチック」などと呼ばれるシリーズの一つ。機械式シャッターのレンズシャッター機としては、おそらく最高のスペックを持つのではないかと思われるレンジファインダー、レンズ固定式のカメラで、45mmF1.7の大口径レンズを装備し、プログラムEE、マニュアル、フラッシュマチックの3モードが可能で、マニュアル時にも非連動ながら露出計が作動するという優れものである。後のミノルタの機種にもみられる、最高スペックの機種を表す「9」は、おそらくこのカメラが始まりだと思われる。ボディのメッキも極めて上質で、大衆機といえども、昭和40年代、カメラは高級品であったことを実感させられる。

まだ、フィルム2本しか通していないが、レンズの描写は非常に良い。大きく重いのが欠点だが、なんとか使ってやりたいという気持ちにさせるカメラだ。

(作例はこちら)
http://photozou.jp/photo/list/3096382/9301253

タグ: カメラ

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