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通天橋より谷底の眺望

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写真: 通天橋より谷底の眺望

写真: 京都白川 辰己神社脇にて 写真: 祇王寺の円窓・吉野窓

京都冬の旅2015 #3 通天橋から谷底を見る。…昨年の冬、ちょうど一年前にはじめて、ここ東福寺に来た。深く切れ込んだ谷の上にあるゆえの名前と思っていたので東福寺の境内に入って、しばらく見渡したが、それらしい高い山も小高い丘もない?不思議に思い、境内で枯れ葉を掃いていたお寺の方に聞くと「あちらで拝観券を買ってご覧下さい。」と言い、寺院の片隅を指さして教えてくれた。そこに建てられた社務所のようなところで拝観券を購入すると中に入れる。その先は屋根の付いた回廊になっており、そこがあの通天橋と呼ばれる場所であると云う…目の前に斜め右上から差し込む午後の柔らかな日を受けて美しい姿を見せる回廊が見えた。渡ると、その先は僧坊になっているらしい。その回廊を中ほどまで進むと通路の幅を拡げた展望所があり、左右に美しい庭園の様子が一望出来る。なるほど、これを“通天”と表現したのか。まあ、かの時代としては地上数階に過ぎぬ高さでも十分な高さと感じたのかもと微笑しながら、進行方向左に広がる眼前の残り紅葉に覆われた庭園を眺めた。しかし、次に反対側の手摺から眼下の風景を見渡した時、先ほどまでの認識が完全な誤り、と気付かされた!この回廊の下は深い谷の底であった。そこからを見下ろせる渓谷の深さには驚嘆した!「これは正に通天橋…」この回廊の架けられた場所の妙には感服した。左手は広々とした庭を少し小高い視点から見下ろせる位置に、そして逆側からは超絶の高みから深い渓谷と、向かえ側に架けられた回廊を…とは!まさにアンバランスの極美。だが、今は2013年12月の下旬。これが残り紅葉ではなく盛りの時期だったなら!と時間にしてひと月程の時期の遅れを悔やんだものであった。
 そして今は一年後。お目にかけている1枚は先月末に、昨年と同じ場所から見た紅葉真っ盛りの“東福寺 通天橋”から見た美しい眺望である。よろしければ、ぜひお楽しみいただきたい。

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タグ: kyoto2015

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