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サワガニ

写真: サワガニ

写真: サキシマキノボリトカゲ 写真: シジュウカラ#1

Geothelphusa dehaani (White, 1847)
サワガニ科


東京都八王子市 2020.11.6 甲幅約21mm

日本固有種。純淡水性。綺麗な水質の指標生物。
色彩には変異があり、青白い個体や紫がかった個体が出やすい地域もある。
♂は右(左の場合もある)の鋏脚が大きく、
また頭胸甲の下面に折り畳まれている腹部は♀の方が幅広い。
私の生まれ育った地域では唐揚げにしてよく食べられていた。
沢沿いの地表を数頭が歩いていた。
分布:北海道?、本州、佐渡島、隠岐、四国、九州、五島列島、壱岐、
   種子島、屋久島
食物:雑食性

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コメント (2)

  • norak のら

    サワガニ

    「綺麗な水質の指標生物」ですね。
    以前は生駒山系でもたくさん見られました。
    小さな水の流れがあると必ずいたものです。

    そういう生態系を守る活動を地元の自治体や有識者が奨励してこなかったことと、温暖化や環境汚染、子供たちの遊び半分の乱獲などが複合して見られなくなったと思います。残念なことです。

    2020年11月8日 10:12 norak のら (8)

  • monroe

    サワガニは夜間に水から出て結構出歩くようで、これを見つけた沢近くの車道で、ぺしゃんこに潰れた個体が多数見られました。生息出来る環境があっても、人里近くで命を繋いでいくのははなかなか大変なようです。シカやクマなら衝突すれば車にも大きなダメージが出ますが、このような小さな生き物では轢いてもほぼ気づかないでしょうね。ここのところ虫が集まりにくい街灯への置き換えが進んでおり、灯下の路上で轢死した虫を見る機会は以前より減っていますが、走光性のない徘徊性生物への脅威は相変わらずのようです。

    2020年11月8日 20:08 monroe (30)

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